高齢者のための住宅改修Q&A
介護保険の住宅改修以外に住宅改修の制度はないのですか?
宮崎市においては、介護保険の住宅改修以外に、「宮崎市高齢者等居宅介護住宅改修補助事業」といって、上限50万円を限度として、浴室、トイレ、スロープ等の改修工事の費用を助成する事業があります。
高齢者であれば誰でも申請できますか?
- 対象者は、次の条件を満たした方です。
1. 宮崎市内に住所のある方
2. 介護保険で、要支援、要介護状態と認定された方
3. 生計を一にする親族等の前年度所得税額の合計が、7万円以下の方
4. 介護保険で支給が受けられる種目の場合は、支給限度(20万円)まで使いきった方
A2の条件を満たしていれば、すべての住宅改修工事が補助対象となるのですか。
- 対象者の条件を満たすとともに、ケアマネジャーが作成する住宅改修が必要な理由書、対象者のケアプランや身体状況等を総合的に審査しまして、申請者に必要と判断される補助対象工事を決定します。
申請は、どのようにすればいいのですか?
- 対象者は、介護保険の要支援、要介護状態と認定された方となっています。認定を受けて介護保険のサービスを利用される方は、担当の介護支援専門員(ケアマネジャー)がいますので、ケアマネジャーに申請の相談をしてください。
所得税は、いつの時点で判断するのですか?
- 市で確認できる最新の情報(毎年6月に更新)を使用しますが、所得税の申告書の写し等の提出があればその情報を最新のものとして使用します。
補助額はいくらですか?
- 対象額は50万円が限度ですが、工事の種目別に限度額が定められており、各限度額を超えた額は対象外になります。この対象額に補助率をかけたものが、補助額になります。(限度を超える工事の場合は限度額に補助率をかけます)
収入によって補助額が変わるのですか?
- 市民税、所得税の課税状況等により補助率が異なるため、補助額も異なります。
住宅改修の申請は、1回限りですか?
- 補助対象限度額の、50万円に至るまでは、身体状況に応じて何度でも申請できます。
工事の着工はすぐにできるのですか?
- 申請後、図面・見積り等を精査の上、補助要件を満たせば、対象者宛に決定通知を郵送しますので、この時点で初めて着工できます。申請から着工許可まで、書類等の不備が無ければ、約2週間から3週間で決定通知書が届きます。
なお、市からの決定通知前に着工した場合、補助対象外になりますので注意してください。
家の所有者は息子なのですが、申請できますか?
- 所有者(息子)の承諾があれば、申請できますので、承諾書を添付してください。
また、アパートの場合は家主に、公営住宅の場合は担当の部署に承諾書をもらっていれば、申請可能です。
夫婦2人とも対象者として補助を2人分受けることは可能でしょうか?
- そのような場合は、1つの改修箇所につき1人の改修補助となります。
たとえば、トイレなどの共同で使う場所でもお一人しか申請できません。また、改修箇所が別々であれば、個別に申請は可能ですが、一の住宅につき50万円が上限とされています。
新築・増築も対象になりますか?
- 対象になりません。しかし、新築直後に、身体状況が悪化して改修が必要となった場合には、対象になります。